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2015年7月 1日 (水)

WE ARE SANGA FAMILY vol.1

WE ARE SANGA FAMILY vol.1
一緒にサンガを作り上げていきましょう!!
(取材日:2015年6月24日)

サンガを取り巻くサンガ内外の方から、サンガに対する熱い思いを語っていただき、さらにサンガの魅力を再発見しようというこの企画。
記念すべき第1回目はクラブとファン、サポーターとのつながりの最前線で日夜業務に励んでおられる、ファンクラブ事務局スタッフのお三方にお話をお伺いすべく、株式会社京都パープルサンガ 本社へお邪魔しました。


京都サンガF.C. ファンクラブ事務局スタッフ 
久保大輔さん 加藤有視さん 高田翔さん


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メルマガ「ムラサキズナ」でおなじみ、サンガからヨーロッパへ羽ばたいた「松井大輔選手」「久保裕也選手」の2人の名前を合わせ持つ男、久保大輔さん。

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紅一点、西京極ではこの方の周りにはいつも笑顔の輪ができています、加藤有視さん。

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そしてサンガスタッフ期待のルーキー、西京極ではいつも彼の元気な声がスピーカーから聞こえてきます、高田翔さん。

このお三方にお話を伺いました。

―まず皆さんの簡単なプロフィールと、何故サンガのスタッフになったのか、理由を教えてください。

久保:サンガにお世話になって8年になります。学生時代からサッカーにかかわる仕事をしたいという夢を持っていて、勉強のためにイングランドにも留学しました。帰国後に、広島と京都から内定をもらったのですが、学生時代を過ごした京都のクラブにお世話になろうと、サンガに決めました。

加藤:私も学生時代、インターンシップでサンガにお世話になり、やはりスポーツに関係する仕事、私もずっとサッカーをやっていたので、サッカーに関係する仕事に就きたいと思い入社しました。インターンシップの時の担当が久保さんだったのも大きかったかもしれません(笑)サンガに入社して、あっという間に4年が経ち、今年で5年目になります。

高田:私は大学を卒業して2年ほど食品メーカーで働いていました。大学時代に2週間ほどインターンシップでお世話になったサンガの久保さん、加藤さんから「うちへ来ないか」とお誘いを受け、今年からお世話になっています。自分も高校まではクラブ活動で、大学ではサークルでサッカーをやっていたので、サッカーは大好きでしたし、サッカーに関する仕事ならば、と、思い切って転職しました。


―皆さんやはりサッカー経験者なんですね。ということは、皆さん好きなことが仕事になっている、ということでしょうか。

久保:それはそうですね。好きなことを仕事にさせていただいています。


―では、そのお仕事について少しお聞きします。ファンクラブに入会すると、どんな特典があるのでしょうか。

加藤:具体的には招待券や優待券を進呈しますし、ふれあい握手会&撮影会やフェアプレーフラッグべアラー、ウォーミングアップ見学などのファンクラブ会員限定のイベンに参加していただくこともできます。他にも、オフィシャルイヤーブックやオフィシャルダイアリーのプレゼント、キックオフ2時間半前にスタンドに入場できる先行入場の特典などもあります。

高田:1試合の来場で100ポイントの来場ポイントが付き、貯まったポイントごとに特典と交換できる来場ポイント特典や、ホームゲームに17試合以上ご来場いただいた方に17試合来場特典のオリジナルグッズをプレゼントしたり、サンガのオフィシャルグッズが10%offで購入できたり、サンガサポートショップで割引などの会員特典を受けることもできます。

ファンクラブの特典は こちらから


―いろいろな特典が盛りだくさんですね。

加藤:それだけではなく、ファンクラブに入会することで自分がサンガのファンであったりサポーターであったりすることを再認識したり、クラブとのつながりを感じられたり、その結果同じサンガを応援しているという共通の話題で新しい仲間と繋がったり、と、目に見えない特典も満載です。

ファンクラブについて、詳しくは こちらから

―ファンクラブの事務局の皆さんは、普段はどのようなお仕事をされているのですか。

高田:今季のファンクラブの会員目標は1万人ですが、今のところ8千人強の方々にご入会いただいています。今も徐々に増えている入会してくださった会員の方に入会者特典の送付をしたり、会員限定イベントの写真をホームページにアップしたり、それこそもうこの時期から来季のファンクラブの在り方を考えたりとか。


―今季はファンクラブにアップグレード会員というものを設けられましたが。

加藤:イベントの優先参加権が付いたり、好きな選手の直筆メッセージカードをプレゼントする会員を抽選で限定50名募集しました。今季初めての試みでしたので、最初は説明不足でお叱りを受けることもありましたが、最近では「来季もアップグレード会員を継続したい」というお声もいただいています。今季の反省を踏まえ、改善すべきところは改善をして、来季はより良いアップグレード会員として皆様に喜んでいただけるサービスにしたいと思います。


―ではこのあたりでサンガへの想いというか、サンガで仕事ができてよかったと思うことを聞かせてください。

久保:大切な時間やお金をささげてくださるファンやサポーターも方々の想いに報いたいという気持ちで一杯です。サンガを支えてくださっていることを日々感じながら仕事をしています。そんな熱い方々とサンガが繋がって、一緒になって前に進みたい。将来、Jリーグ優勝とか、ACL優勝とか、そんな大きな夢をファン、サポーターの皆さんとともに勝ち取りたいし、一緒にシャーレを掲げたいです。

加藤:今自分がやっているこの仕事以外で「いつになったら勝てるんや」とか、本音の熱い言葉で話をしてもらえることというのはなかなかないと思います。そんな風にファンやサポーターの方々と本音をぶつけ合って一緒に熱くなれるこの仕事が楽しいです。

高田:この仕事って見ず知らずの方から「頑張れ」と言ってもらえる不思議な仕事だと思います。確かに今はチームに状態が良くないですが、それでもサンガがあるから楽しいとか、西京極に来たら楽しいとか、そんなことを言ってくださる方が一人でも増えるとうれしいし、そんな方を一人でも増やそうと、また頑張れます。強くなくても楽しい、そう感じてもらえる人を増やす環境づくりがしたい。熱い想いを持つ方も当然たくさんおられる訳で、熱い人が増えるためには、当然ライト層を増やさなければならないし、「京都にはサンガがある」と思ってもらえるには時間がかかるかもしれませんが、そう思っていただくための努力はしていくし、今自分がそれに携われていることは本当にうれしいことです。


―では最後に、ファン、サポーターの方々に一言メッセージをお願いします。


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久保:元々京都で生まれ育ったわけではない私が、この仕事をするようになって、京都に関心を持つようになり、今では京都や京都の人が大好きになりました。偉大な京都の地に育ったクラブを、少しでも多くの方々に関心を持ってもらいたいですし、関心を持ってくださった方々に声をかけて、会話して、温かい関係を作っていきたいです。

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加藤:私たちはサンガで働いていますが、私たちスタッフだけではサンガは成り立たないですし、選手だけでも成り立たないです。スタッフと選手と、一番大事なファンやサポーターの方々があってこそ成り立つもので、応援してくださる方一人一人があって作り上げられているものです。毎試合応援に来てくださる方も、まだ西京極に来たことがない方も含めてサンガを作ってくださっていると思うので、これからも我々と一緒に良いサンガを作り上げて欲しいなと思います。

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高田:私はまだ入社して時間が短いので、自分よりサンガへの想いのある方はたくさんいると思います。当然仕事をしていても、試合に行っても、そういう方々には感謝や尊敬の気持ちを持っています。私は出身も京都ではないし、大学も京都の学校だったわけではないので京都には縁のない人間で、たまたま今年からサンガに携われることになりました。京都の方は一流のものしか認めないとよく耳にします。正直今のサンガは一流かと言われればそうではないと思うし、今からそこを目指していくクラブだと思います。しかし文化、伝統として「京都にはサンガ」というのが今から出来ていくところだと思うので、その過程に微力ながら貢献できればと思いますし、皆さんと一緒に良い状態、良い環境を作っていければ、と、思います。西京極に足を運んでいただけたら嬉しいですが、そうでなくともテレビで見る、新聞で見るでも良いですし、ほんの少しの時間でも良いので、サンガに関心を持っていただけたら嬉しいな、と、思います。

久保:勝てない時期はファン、サポーターの方々に申し訳ない気持ちで一杯ですが、そんなときこそ、今まで以上に皆さんと接して、会話をして、皆さんが考えていることを深く理解できるよう努力していきたいです。こんなときだからこそ逆に、皆さんへの愛情が深まっていく気がしています。

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お三方ともサンガというのは選手とスタッフと、そしてファン、サポーターの3つが揃って初めて成り立つものだということを、口々におっしゃいました。サッカー経験者だからこそ、今の状態の良くない選手の気持ちもわかるし、それを応援するファンやサポーターの気持ちもわかる。その間に位置していかにファン、サポーターとともにサンガを成り立たせていこうかという熱い思いがその話しぶりから伝わってきました。勝った時はファン、サポーターと共に喜び、負けた時は共に悔しがる、彼らこそまさにSANGA FAMILY。
京都が好きで、サンガが好きで、ファン、サポーターのことはもっと好き、こんな三人を西京極で見かけた時は、気軽に声をかけてあげてください。いや、もしかしたら三人の方から声をかけてくださるかもしれませんね。

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