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2016年2月28日 (日)

広報誌 カミーザドーゼ・サンガ 2016 No.53

2015年2月28日(日)京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場にて行われましたJ2リーグ第1節 京都サンガF.C.vs水戸ホーリーホックの試合当日、当後援会の広報誌「カミーザドーゼ・サンガ」を入場ゲートで配布いたしました。

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今回の特集は、石丸監督へのインタビューです。

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 監督 石丸 清隆

 

1973年10月30日生まれ(42歳) 大阪府交野市出身

【選手歴】

1992-1995   阪南大学

1996-2000   アビスパ福岡

2001-2005.10 京都パープルサンガ

2005.10-2006 愛媛FC 2006年をもって、現役引退

 

【指導歴】

2007-2009   愛媛FC トップチーム コーチ

2010-2012   愛媛FC ユースチーム 監督

2013-2014   愛媛FC 監督

2015-2015.07 京都サンガF.C. ヘッドコーチ

2015.07~   京都サンガF.C. トップチーム監督

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いよいよ2016年シーズンの開幕です。

今回のインタビューは、昨シーズンに引き続き2016年シーズンの指揮を執る石丸清隆監督にお願いしました。

Q:昨シーズン途中から監督に就任され、昨シーズンは苦しい戦いとなりました。今シーズンはキャンプ前から十分な準備ができる体制でのスタートだったと思いますが、まず昨シーズンの成績不振の原因が、石丸監督自身はどこにあったとお考えですか。

A:チームの向う方向性が少しバラバラだった気はします。やるサッカーが、ということではなく、選手一人一人が思っていることが若干違い、まとめようとはするのですが、そこは少し難しかったですね。

Q:今シーズン石丸監督が目指すサッカーを具体的に教えてください。

A:自分たちが主体的に動いて、主導権を持ってプレーする「アクションサッカー」を目指します。守備で言えば、相手のミスを待つのではなくて自分から奪いに行く、攻撃で言えば相手を崩して自分たちから仕掛ける、というようなイメージです。サッカーで一番大切なのは攻守のバランスだと思うので、攻撃的とか守備的ということではなく、その攻守のバランスを自分たちから崩すことなく、豊富な運動量で主体的に動くことができれば、と思います。

Q:今シーズンはそのアクションサッカーを目指すにあたって、新加入の選手が復帰、昇格を含めて16名にもなりました。しかも同じポジションに複数の選手をおいて競争を促進するとのことですが。

A:人間というのは自分が安泰になるとなかなか次のステップに行こうとしないし、変化が出てこない。実際試合に出るのは11人ですが、そこから違う選手が出てこないと次のステップには行けない。11人だけでは絶対戦えないので、各ポシションにおいて各選手が競い合えるレベルのチームというのは必ず強くなると思います。

Q:その意味で言うと、今回の新加入選手は比較的年齢の若い20代の選手が大半。既存の若い選手もその競争でレベルアップするという狙いなのでしょうか。

A:そうですね、各ポジションに確固たる選手がいて、ということではなくて、自分もその競争を勝ち抜いて狙っていこう、試合に出てこのサンガを変えていこう、という意思を持つ選手に残ってもらったと思っています。

Q:コーチングスタッフについてお聞きしますが、昨シーズンから引き続いての平井GKコーチに加えて大嶽ヘッドコーチ、佐藤コーチとは、サンガで一緒にプレーされた間柄。古邊フィジカルコーチも福岡時代にご一緒だった方ですね。

A:コーチングスタッフは僕の意思でお願いをしたメンバーです。気心も知れていますし心強いメンバーではありますが、その大前提として自分のサッカー観というものがあるし、彼らにも経験がキャリア的にもあります。僕の見えないところを助言してもらったり、といったことも期待しています。自分のサッカー観はありますが、それが全てではないし、それだけを押し付けたのでは絶対壁にぶち当たります。チームのサッカー観は選手も含め、全員で作り上げるものなので。そういった意味でも、コーチ陣には人間的に全幅の信頼を置いています。

Q:キャンプ中から練習試合もたくさんこなされてきましたが、手ごたえはいかがですか。

A:練習試合ではいろんなことを試しました。いろんなシステムを試したり、4-3-3をやったり3-4-3をやったりして選手の能力を見極めるキャンプになりました。その結果、今の方向性はこれがベストかな、というものが見えたので、開幕戦に向けての準備は整いました。ただ、シーズン中にシステムの変更はあり得ますし、その都度問題点を修正しながら戦っていきます。

Q:今シーズンの具体的な目標をお教えください。

A:自動昇格は狙っています。そうなると勝ち点は「84」、その位に目標は設定しています。勝ち点「84」ということは2勝1敗ペース、かなりハードルは高いですが、必ず勝ち取ります。

Q:自動昇格、勝ち点「84」を達成するために、今シーズン特に力を入れないといけないのはどんな部分でしょうか。

A:まずは昨シーズンの反省点でもある失点は減らさなければならないと思います。あと、攻撃面で言えば、今シーズンは身長の高い選手が増えたので、崩し切れ無ければセットプレーで点を取って勝ちきるような姿勢が大切だと思います。ただ、今のJ2は、相手に勝ち点を与えないように、という流れがあるのは事実なので、最初にも言いました自分たちから攻守のバランスを崩すことのないように、手堅いサッカーをするという部分は出てくるかもしれません。自分たちからわざわざ相手に勝ち点3をプレゼントするゲームだけはやりたくない。あと、ホームでは勝ちゲームを見せなければいけないと思っています。

Q:最後に監督から、ファン・サポーターへ熱いメッセージをお願いします。

A:全員でハードワークをして躍動感あるサッカーを皆さんに見せていきたいと思います。サンガのサッカーを見て、ワクワク感を持てるような、アグレッシブなサッカーをしていきたいと思います。出来ればスタジアムで一緒に喜べたらなぁ、と思いますので、ぜひスタジアムに足を運んでください。昇格します!!

お話の中で終始「バランス」ということを強調された石丸監督。現役当時から「冷静・沈着なバランサー」として活躍された石丸監督らしいお話を聞くことが出来ました。

今シーズンのチームスローガンは「一丸 よみがえる不死鳥(サンガ)」

ファン・サポーターもチームと一丸となって今シーズンを戦い抜き、必ずや「J1昇格」を勝ち取りましょう!!

石丸監督からプレゼント

今回インタビューにお答えただきました石丸監督から 愛用サイン入りシューズと

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サイン色紙を頂きました

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抽選でシューズと色紙をセットにして1名様にプレゼントいたします。

読者の皆様どなたでもご応募いただけます。

下記要領にてご応募ください。

 

<応募方法>

官製はがきに本誌の応募券を添付し、氏名、住所、電話番号をご記入の上、後援会事務局へお送りください。

<締め切り日>

2016年3月31日の消印まで有効

<送り先>

京都パープルサンガ後援会事務局

〒602-8588

京都市上京区烏丸上長者町 KBS京都内

たくさんの皆様からのご応募を、お待ちしております。

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