2016年 J2 第6節 vsモンテディオ山形戦
前節、札幌戦で今季初黒星を喫してしまった京都サンガ
そろそろ勝ち星を挙げないとこのままではどうしようもない
この日の相手は、こちらも今季まだ勝ち星がなく、下位で低迷しているモンテディオ山形
山形には昨シーズンまでサンガのエースストライカーだった大黒、以前サンガのエースストライカーだったディエゴが在籍している
両チームにとってどうしても負けられない戦い
サンガのホームスタジアムである西京極は、桜が満開
試合開始前に桜の木の下で花見を楽しむサポーターたちも
この桜のように、サンガは今季の初勝利を手にして、笑顔満開となるのだろうか
試合前サンガフレンズスクエアでは、「ワールドミュージックスペシャルライブ」と題して、猫モーダルによるアイルランドの伝統音楽の生演奏
そしてワールドグルメの販売が
今回はオランダ、デンマーク、中国、スペインの4か国
ほかにも「選手ツーショット似顔絵」や
山形県観光物産PRイベントブースには、早くから長蛇の列が
モンテディオ山形のマスコット、ディーオも登場し、フレンズスクエアを盛り上げていました
さて、試合の方は…
前節、故郷であり、古巣でもある札幌戦でJ 400試合出場を達成した山功治選手
試合前にセレモニーが行われ、奥様である山瀬理恵子さんから、花束が贈呈された
この日のスタメンは
GK 菅野 孝憲
DF 菅沼 駿哉 高橋 祐治 下畠 翔吾 石櫃 洋祐
MF アンドレイ 堀米 勇輝 山瀬 功治 佐藤 健太郎
FW ダニエル ロビーニョ イ ヨンジェ
前節途中出場の堀米 勇輝、ここ3試合途中出場のダニエル・ロビーニョが今季初先発
この二人が存在感を示せるか
キックオフ!!
開始早々試合が動く
京都からレンタル移籍中の大黒が、キックオフ直後、ディエゴのスルーパスからサンガDFの裏を取りシュート
一度はそのシュートをブロックしたGK菅野だったが、弾いたこぼれ球をもう一度大黒にゴールに蹴り込まれ失点
元サンガの2人のホットラインからの失点と、サンガとしては最悪の立ち上がりとなる
その後サンガはパスを繋いでの攻撃で勝機を見出そうとするが、いかんせん選手同士の距離が合わないのか、再三パスをカットされなかなか流れに乗ることができない
しかし諦めず攻め続けるサンガにチャンスがやってくる
前半38分、サンガは右サイドから切り崩すと、今季初スタメンのダニエル ロビーニョが角度のないところから相手GKの股を抜く技ありシュートで同点に
続く前半アディショナルタイムにも、そのダニエル ロビーニョが右サイドを抜け出しゴール前のイ・ヨンジェに折り返し逆転弾
前半を2-1で折り返した
流れに乗ったサンガは後半3分
イ・ヨンジェが左サイドを駆け上がりゴール前に折り返し
ダニエル ロビーニョがスルーしたのに反応した堀米が、ゴールに押し込み、3点目ダメ押しの3点目
後半24分、堀米に代えて本多を投入
後半31分には、ダニエル ロビーニョに代えて有田を投入
後半29分に、相手のコーナーキックからゴール前に詰められて失点したものの、そのまま逃げ切って3-2
サンガが今季初勝利を逆転でもぎ取った
マン・オブ・ザ・マッチに選ばれたのは、この日1ゴール1アシストで完全復活を遂げたダニエル ロビーニョ
サンガ後援会の大倉副会長から賞金が贈られた
京セラ賞は移籍後初スタメンで初ゴールを決めた堀米
試合後、スタンドに挨拶に来た選手たちは一様に笑顔
この日のヒーローとなったダニエル ロビーニョと堀米はサポーター席前でお立ち台に上がり、喜びをサポーターと共に爆発させた
ようやく今季初勝利をもぎ取ったサンガ
次節は勝ち点で並ぶザスパクサツ群馬
ここから良い流れで勝ち進んで行くためにも、次のアウェーが重要なカギになりそう
第6節 vs モンテディオ山形
2016.4.3(日) 16:04
於:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
入場者数 3,676人
試合結果 ○3-2
得点 ダニエル ロビーニョ(38分)
イ ヨンジェ(45+2分)
堀米 勇輝(48分)
第6節終了時点 1勝4分1敗 勝ち点7 12位