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2017年2月26日 (日)

広報誌 カミーザドーゼ・サンガ 2017 No.55

2017年2月22日(日)京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場にて行われましたJ2リーグ開幕戦 京都サンガF.C.vsモンテディオ山形の試合当日、当後援会の広報誌「カミーザドーゼ・サンガ」を入場ゲートで配布いたしました。

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今回の特集は、布部監督へのインタビューです。

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監督 布部 陽功

1973年9月23日生まれ(43歳)
大阪府高槻市出身 

【選手歴】

1994年 ヒョーゴFC
1995年 - 1997年 ヴェルディ川崎
1997年 ジュビロ磐田
1998年 - 2001年途中 ヴィッセル神戸
2001年途中 - 2005年 セレッソ大阪
2006年 - 2008年 アビスパ福岡

【指導歴】

2009年 アビスパ福岡 アンバサダー兼コーチ
2010年 - 2016年 柏レイソル
 2010年 - 2014年 トップチームコーチ
 2015年 トップチームヘッドコーチ
 2016年1月 - 同年3月 U-18監督
 2016年3月 - 同年12月 トップチームヘッドコーチ

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いよいよ2017年シーズンの開幕です。

今回のインタビューは、2017年シーズンの指揮を執る布部陽功監督にお願いしました。 

Q:他のJクラブからも監督のオファーがあったとお聞きしましたが、京都サンガF.C.の監督を引き受けられた経緯を教えてください。 

A:京都サンガF.C.の強化部長の野口さん、スカウトの小島さん、社長を含めてなんですが、その熱意をすごく感じたというのが一つと、自分自身監督に就任するのは初めてなのですが、京都サンガF.C.という歴史のあるクラブの持つポテンシャルを考えると、自分がやりがいを持ってやれるかなと思い、いろいろな方に相談もしながら決断しました。

Q:監督就任前、京都サンガF.C.というクラブにどんな印象をお持ちでしたか。

A:歴史のあるクラブで、代表クラスの選手や実績のある監督が数多く加入してくるクラブということで、魅力のあるクラブだなとは思っていました。在籍する選手も個の能力が高く、良いイメージしかありませんでした。ずっとJ1で戦えるクラブだと言われ続ける中でなかなか昇格できないのは何故か、そこのところをチャレンジして自分がJ1昇格を成し遂げたい、と思いました。

Q:新人選手たちも即戦力で活躍できそうでしょうか。

A:これは選手たちにも直接伝えたのですが、「競争に勝ってくれ」と。実績のある選手をリスペクトする気持ちや考え方は大事で、その日その日の練習の中で、その実績や経験から盗めるものは盗んで自分のモノにして欲しい。その上で、そういう選手に近づき、追い越していけるような選手になって欲しいと。

Q:今シーズンの至上命題はもちろん「J1昇格」だと思いますが、この至上命題を達成するための「布部京都」のサッカーは、どんなサッカーを目指されますか。

A:今季のメンバーは個性が豊かな選手が多いので、多様性のあるサッカーを目指します。

まずは選手の特徴を生かしたサッカーがしたい。無理に自分のしたいサッカーを当てはめるのではなくて、選手自身が躍動感を持ってプレーできるようなサッカーがしたい。一つの戦術だけではJ2とはいえ、「昇格する」という部分では厳しいと思います。じゃあどういうサッカーかというと、バランスのとれた多様性のあるサッカー、相手に的を絞らせないとか、今これをやると相手が嫌がるだろうという事などを選手の個性を生かしてやっていきます。

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Q:その「多様性のあるサッカー」の中で、「布部京都」のこの選手がキーマン、という選手がいたら教えてください。

A:それは・・・強いて言えば全員ですね。各選手がチーム内で競争をして、個性豊かな選手たちが自分の特徴を良い形で試合に出してくれることを期待しています。

Q:ベテラン選手は自己主張が強いと聞きます。若手選手との融合は難しくないですか?

A:これも選手に伝えたのですが、「君たち世界に行きたいんでしょ。世界にはもっと自己主張の強い選手いるし、もっと怒る選手もいる。そんな中で経験のある選手から必要なことは吸収するんだよ」と。

例えば闘莉王選手なんか、全体練習が終わっても、若い選手達に付き合って最後までグランドで練習しています。そこで相手選手への体のぶつけ方とか、細かなことを若い選手達に色々教えてくれたりしています。そんな姿を見て、ちょっとジンと来たりしましたが、実績のある選手をリスペクトする気持ちがあればベテラン選手の心も動き、信頼関係ができるんですよ。

Q:キャンプも終え、練習試合も数多くこなされたと思いますが、現時点で手ごたえはいかがですか。

A:まだまだ未完成です。まだまだやるべきことはたくさんあると思うし、それはシーズンを通してあると思います。「これでいい」というのはないと思っています。また、選手は生ものなのではっきり決めつけられない、というのもあります。その日その日で選手の感情や色々なものが変化しますので、その変化に対応をしながらチームを作っていこうという風に考えています。しかし選手が毎日練習に取り組む姿勢とか、練習試合で最後まであきらめないプレーをするという意識とか思いとかを見せてくれていますので、チームが同じ方向を向いてひとつになれていることはとても感じています。

Q:最後に監督から、ファン・サポーターへ熱いメッセージをお願いします。

A:J1に昇格するという気持ちを京都に関わるすべての人が思えば必ず昇格できると信じています。今年は覚悟をもって戦いますので、皆さんも一緒に戦ってください。J1に昇格しましょう!よろしくお願いします!

お話の中で「選手の個性を生かした多様なサッカー」ということを強調された布部監督。昇格に向かって覚悟を持って戦い抜くと、布部監督らしく力強いお話を聞くことが出来ました。
今シーズンのチームスローガンは「JOSHO魂 サンガノタメニ」
ファン、サポーターもチームとともに今シーズンを戦い抜き、「常勝」「上昇」で必ずや「J1昇格」を勝ち取りましょう!! 

(取材日 2017年2月17日)

布部監督からプレゼント

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今回インタビューにお答えいただきました布部監督からサイン入り愛用のトレーニングシャツとサイン入り写真パネルを頂きました。

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抽選で各1名様にプレゼントいたします。(商品はこちらで選ばせて頂きます) 
読者の皆様どなたでもご応募いただけます。
下記要領にてご応募ください。

<応募方法>
官製はがきに本誌の応募券を添付し、氏名、住所、電話番号をご記入の上、「布部監督のプレゼント希望」と明記して、後援会事務局へお送りください。

<締め切り日>
2017年3月10日(金)の消印まで有効

<送り先>
京都パープルサンガ後援会事務局
〒602-8588
京都市上京区烏丸上長者町 KBS京都内

たくさんの皆様からのご応募を、お待ちしております。

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