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2023年2月18日 (土)

広報誌 カミーザドーゼ・サンガ 2023 No.64

2023年2月18日(土)サンガスタジアム by KYOCERAにて行われました2023 J1リーグ開幕戦 京都サンガF.C.vs鹿島アントラーズの試合当日、当後援会の広報誌「カミーザドーゼ・サンガ」を入場ゲートで配布いたしました。

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今回のスペシャルインタビューは、昨シーズンから引き続き今シーズンも副キャプテンとしてチームを引っ張る京都の若き10番、福岡 慎平選手です。

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10 MF 福岡 慎平 

2000年6月27日生まれ(22歳)
奈良県出身 

【選手歴】

2015年–2017年   京都サンガF.C. U-15
2017年-2019年   京都サンガF.C. U-18
2019年-           京都サンガF.C. 

【代表歴】

2015年          U-15日本代表
2016年          U-16日本代表
2017年          U-17日本代表
2018年          U-18日本代表
                  U-19日本代表 

いよいよJ1シーズンの2年目、2023シーズンが始まります。3年目の曺監督は、強みである守備に加えて、今シーズンは攻撃の部分に注力し、必ずタイトルを獲ると明言されています。そんな中、今回のインタビューは、2023シーズン「京都の10番」を背負ってチームを引っ張る“副キャプテン”福岡慎平選手にお願いしました。 

曺監督が就任された年に「ヤングキャプテン」そして昨シーズン、今シーズンは「副キャプテン」を任されましたが。 

監督が就任されてから、改めてこのチームを引っ張っていかなければならないという自覚が持てました。練習の時からみんなを引っ張っていきたいです。今年は(川﨑)颯太がキャプテンという事で、自分とヤマくん(もう一人の副キャプテン山﨑選手)と3人で作っていけば、間違いなく強いチームになると感じていますし、自分自身もしっかりレギュラーを勝ち取ってチームの勝利に貢献しないといけないと感じています。 

福岡選手のストロングポイントはどんなところでしょうか。 

守にわたってアグレッシブに行くところが自分の良さだと思います。それに加えて右足、左足の技術も強みだと思いますので、試合の中でボールを触る回数を増やして「ゲームを作る」という部分はこれまで通り積極的にやっていきたいし、見てもらいたいです。 

ゴールも期待しているのですが。 

こは間違いなく自分も感じていることであり、課題でもあります。監督には「ゲームを作ることは大切だが、自分のエゴももっと出していけ」と言われています。ゴールを狙えるシーンでは、チームを勝たせるためにエゴを出して自分で行く、そんなところを今シーズンはどんどん出していければと思っています。 

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ユース時代に2種登録選手としてピッチに立って以来、トップチームに昇格してずっとチームの中心選手として活躍していますが。 

分は中学3年生で00ジャパン(当時の年代別日本代表)に選ばれて海外の選手と戦った時に「プロになるのは当然。必ず世界で戦える選手になる。」と決意しました。そんな思いがあったので、ずっと準備は出来ていましたし、高校生の時2種登録選手としてJのピッチに立った時、正直「行ける」という感じでした。しかし、チームを勝たせるとか、チームに勝ち点を取らせることのできる選手という意味ではまだまだだなと感じていました。
曺監督が就任された頃くらいから、自分のハードワークが勝利につながったと感じることができるようになり、昨シーズンのJ1のピッチでは、なかなか得点とかアシストといった派手な部分では貢献できませんでしたが、自分のハードワークが勝利につながったと感じたり、逆にあの試合はもっとハードワークしていれば負けていなかったのでは、と感じたりすることが多くなりました。自分が精神的にも成長できたのは、曺監督が就任されたのが大きかったです。自分の中で曇っていた部分がパッと晴れたというか、自分で上がっていかなければならないところを引っ張り上げてもらえた、そんな気がしています。 

福岡選手がトップ昇格して活躍しているので、ユースの選手たちも「自分も福岡選手のように」と考えてくれているのではないでしょうか。 

分は特に後輩のお手本にならないといけないという意識はありませんが、自分がユースだった時、先輩の麻田選手や若原選手がトップ昇格していくのを見て「よし、自分も」と思ったのは確かですし、後輩たちが自分を見て「よし、自分も」と思ってくれているなら、率直にうれしいです。自分が小学生からサンガにお世話になって以来、ずっとJ2で苦しい戦いが続いていました。ユース時代には仲間のみんなと「自分たちがトップ昇格してサンガを変えよう」と話していたこともあります。実際、トップに昇格して、クラブもJ1に昇格する事が出来ました。

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今シーズンのサンガのメンバーには、大先輩の宮吉選手を筆頭に、多くのユース出身者が、それもチームの主力選手として名を連ねていますが、やはりユース出身が多いというのは心強いものですか。 

直に心強いです。ファン、サポーターの方々も、ユース出身の選手には特別な思い入れを持ってくださる方が多いです。自分もユース時代から応援してくださっている方が、サンガスタジアム by KYOCERAにも応援に来てくださって、うれしく思いますし、同じユースからプロになった仲間で戦えることはとてもうれしいです。 

最後に福岡選手から、ファン・サポーターへ熱いメッセージをお願いします。 

シーズンはチームのスローガンが「Rev・up」ということで、練習も去年、一昨年から比べるとかなりハードな内容でやっていますし、スタジアムに試合を見に来ていただけたら必ず感動してもらえる試合をお見せします。また今シーズンはみんなでタイトルを獲ろうということで、明確な目標に向かってチーム一丸となって戦いますので、ファン、サポーターの皆さんには熱い応援の後押しをお願いしたいです。そして最後にはファン、サポーターの皆さんと一緒に喜びたいと思いますので、よろしくお願いします。 

爽やかなスポーツマンという印象の福岡選手が、心の中にめらめらと燃える熱い気持ちを語ってくれました。今シーズンも厳しい戦いが予想されるJ1リーグ。我々も「Rev・up」で応援し、最後には「超・感動」をみんなで勝ち取りましょう!

2023シーズン、いざ開幕! 

 (取材日 2023年2月7日) 

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